top of page
サロン成長研究所|Lonfiee Salon Growth Lab
サロンの価値は、もっと高められる。
客単価アップや店販、メニューづくり、サロン経営の考え方まで。長く愛されるサロンづくりのヒントを、Lonfieeの視点からお届けします。
001 Salon Growth Labとは|サロンの価値と成長を考える研究所
「もっとお客様に喜んでいただきたい。」 「もっとサロンの価値を高めたい。」 「もっと長く愛されるサロンをつくりたい。」 Salon Growth Lab(サロン成長研究所)は、そんな想いを持つサロンオーナーのために、株式会社Lonfieeが立ち上げた情報発信メディアです。 私たちは理美容ディーラーとして、日々多くのサロンオーナー様とお話をしています。 その中で感じるのは、美容師として素晴らしい技術を持っていても、「経営」について学ぶ機会が少ないということです。 売上はあるのに利益が残らない 集客に悩んでいる 店販商品が売れない 客単価を上げたい 新しいメニューを考えたい 開業したいけれど何から始めればいいかわからない サロン経営には、技術だけでは解決できない悩みがたくさんあります。 しかし、それは決して「経営が苦手」ということではありません。 多くの美容師さんは、「美容」を学んできたのであって、「経営」を学ぶ機会が少なかっただけなのです。 Salon Growth Labが大切にしていること Salon Growth Labでは、「商品を売るため
013 休むことは、経営の仕事です。|「休む」を経験への投資として捉え直す
「休むことは、経営の仕事です。」 そう言われると、少し意外に感じるかもしれません。 お伝えしたいのはサロンオーナーにとって、休む時間とは、 単に仕事から離れる時間ではないですよね? ということです。 自分自身の知識、経験、感性を広げ、これからのサロンづくりに必要な視点を増やすための、大切な時間でもあります。 大きな旅行や高額なセミナーに参加する必要はありません。 近所のカフェで過ごす時間。 いつもと違う街を歩く時間。 何気ない会話の中で感じたこと。 そうした小さな経験の積み重ねが、経営者としての引き出しになり、未来のお客様へ届ける価値につながっていきます。 美容師さんは、努力家が多い 美容師という仕事は、技術職です。 一人前になるまでには、たくさんの努力が必要です。 営業後に練習をする。 休日に講習へ行く。 先輩の技術を必死に学ぶ。 周りが遊んでいる時間に、自分の未来のために努力してきた方も多いと思います。 でも、その時間は「犠牲」だったのでしょうか。 私たちは、そうは思いません。 その時間は、 未来のお客様のため、 未来の自分のため、...
012 あなたは、なぜサロンを始めたのでしょうか。|開業当初の想いに立ち返る
サロンを開業した時のことを、覚えていますか? 初めて自分のお店を持った日のこと。 看板を出した時の気持ち。 初めてお客様を迎えた日の緊張。 きっと、そこにはたくさんの想いがあったのではないでしょうか。 「自分らしいサロンを作りたい。」 「お客様一人ひとりを、もっと大切にできる場所を作りたい。」 「好きな仕事を、好きな人たちと続けたい。」 「自分の技術で、お客様を笑顔にしたい。」 サロンを始めた理由は、人それぞれ違います。 でも、多くのサロンオーナー様に共通している想いがあるのではないでしょうか。 それは、 「自分らしく、より豊かな人生を送りたい。」 という想いです。 私たちは、この開業当初の想いを「原点」と呼んでいます。 いつの間にか、目的と手段が入れ替わっていませんか? サロン経営を始めると、たくさんの課題があります。 新規のお客様を増やしたい。 売上を伸ばしたい。 リピート率を上げたい。 スタッフを育てたい。 SNSを頑張りたい。 集客方法を考えたい。 もちろん、どれも大切なことです。 経営を続けていくためには、数字と向き合うことも必要です。
011 「無理をして続けるより、無理をしないで続ける。」|サロン経営を長く続けるための考え方
サロン経営をしていると、「もっと頑張らなければ」と思う瞬間がたくさんあります。 もっと集客しなければ。 もっと売上を上げなければ。 もっとSNSを更新しなければ。 もっと新しいメニューを作らなければ。 もっと勉強しなければ。 気がつけば、「もっと」「もっと」の毎日になっていることも少なくありません。 もちろん、成長するために努力することは素晴らしいことです。 しかし、少しだけ考えてみてほしいことがあります。 「その頑張り方は、10年後も続けられますか?」 サロン経営は、短距離走ではない サロン経営は、1年間だけ頑張れば終わるものではありません。 3年、5年、10年。 そして、その先もお客様に必要とされながら続いていくものです。 だからこそ、私たちは「続けられること」が何よりも大切だと考えています。 もし、 毎日SNSを更新しなければ集客できない。 毎月キャンペーンを続けなければ売上が作れない。 価格を下げ続けなければ、お客様が来てくれない。 そんな状態になっているのであれば、それは少しだけ経営の仕組みに無理があるのかもしれません。...
010 「売り込まなくていい。」|お客様の頭の中で、本当は何が起きているのか
「商品をおすすめするのが苦手なんです。」 Salon Growth Labの記事を書き始めてから、何度も感じることがあります。 それは、美容師という仕事は、お客様のことを本当に大切に考えている方が多い仕事だということです。 だからこそ、 「売り込んでいると思われたくない」 「お客様に負担をかけたくない」 「必要以上にすすめることはしたくない」 そう感じてしまうのかもしれません。 しかし、少しだけ視点を変えて考えてみてほしいことがあります。 もしかすると、「売り込んでいる」と感じているのは、美容師側だけなのかもしれません。 今日は、お客様の頭の中で本当は何が起きているのか、という視点から考えてみたいと思います。 お客様は、選ぶことに疲れている シャンプー、トリートメント、スタイリング剤。 ドラッグストアやネット通販には、数え切れないほどの商品が並んでいます。 「このシャンプーは自分の髪質に合うのだろうか」 「口コミは良さそうだけど、本当に自分にも合うのかな」 「高いものを選んだ方がいいのか、それとも手頃なもので十分なのか」 情報が多すぎることで、逆
009 サロンの仕事は、365日続いている。
美容師の仕事は、カットやカラーをして、お客様を笑顔でお見送りすること。 本当に、それだけでしょうか。 私たちは、そうは思いません。 サロンでお客様と過ごす時間は、2時間かもしれません。3時間かもしれません。 でも、お客様の髪と向き合う時間は、その日だけではありません。 髪は、365日、お客様と一緒にあります。 だからこそ、サロンの仕事も365日続いているのだと、私たちは考えています。 お客様の髪は、サロンを出たあとも続いている サロンで綺麗に仕上がった髪。 「すごくツヤツヤになりました!」 「今日の香り、すごく好きです。」 「髪質が変わってきましたね。」 そんな会話が生まれる瞬間は、美容師にとっても嬉しい時間です。 でも、その髪は、お客様がご自宅に帰った瞬間から、また日常の中へ戻っていきます。 毎日のシャンプー ドライヤーの使い方 アイロンの温度 紫外線や乾燥 季節による髪の変化 サロンでの仕上がりを長く楽しんでいただくためには、ご自宅でのケアがとても大切になります。 ホームケアの提案は、「セールス」ではない 「商品をおすすめするのが苦手なんです
008 「差別化しなくていい」|あなたらしいサロンが、最高の差別化になる。
「他店と差別化しなければいけない。」 サロンを経営していると、一度は耳にしたことがある言葉ではないでしょうか。 特化型サロンにしましょう。 他店にはないメニューを作りましょう。 最新の美容機器を導入しましょう。 SNSでブランディングしましょう。 もちろん、これらはサロンの魅力を伝えるための大切な方法です。 しかし、ここで一つ考えてみてほしいことがあります。 「差別化」とは、本当に“他のサロンがやっていないことをすること”なのでしょうか。 私たちは、少し違う視点も大切だと考えています。 それは、 差別化とは「違うことをすること」ではなく、 「自分たちの価値を明確にすること」ではないか、ということです。 「特徴」と「選ばれる理由」は、少し違います 例えば、 京都で初めて〇〇を導入した。メンズ特化サロンである。髪質改善専門店である。 これらは、お客様に伝わりやすい特徴です。 もちろん、特徴を持つことは悪いことではありません。 しかし、その特徴だけで、お客様は10年後もあなたのサロンを選び続けてくださるでしょうか。 時代が変われば、新しい技術や新しいサ
007 なぜ単価アップができないのか? 〜価格ではなく、サロンの価値を考えてみる〜
「単価を上げたいけれど、お客様が離れてしまいそうで怖いんです。」 サロンオーナー様とお話ししていると、本当によく耳にする言葉です。 美容師さんは、お客様を大切に想う方が多い職業です。 だからこそ、 「価格を上げること=お客様の負担を増やすこと」 と考えてしまうのかもしれません。でも、本当にそうでしょうか。 少しだけ、「価格」と「価値」について考えてみたいと思います。 お客様は、価格だけでサロンを選んでいるのでしょうか? 例えば、1万円のランチを「高い」と感じる人もいれば、 「この内容なら安い」と感じる人もいます。 同じ1万円でも、感じ方は人それぞれです。 美容室・理容室も同じです。 2,000円のカットを「高い」と感じる人 15,000円のカラーを「安い」と感じる人 30,000円の髪質改善メニューに価値を感じる人 お客様が購入しているのは、価格そのものではありません。 そのサービスによって得られる体験や価値に対して、お金を支払っているのです。 単価アップは、悪いことではありません 「単価アップ」という言葉にも、どこかネガティブな印象を持っている
006 サロン集客に正解はない|ホットペッパービューティーだけに頼らない選択肢を考える
「集客って、結局何が正解なんだろう?」 サロン経営をしていれば、一度はぶつかるテーマではないでしょうか。 ホットペッパービューティー Instagram Googleマップ 自社ホームページ LINE公式アカウント ご紹介・口コミ 今の時代、集客の入り口はひとつではありません。 だからこそ私たちは、「サロン集客に絶対の正解はない」と考えています。 ホットペッパービューティーは、優れた集客ツール 最初にはっきりお伝えしておきたいのは、 ホットペッパービューティーが非常に優れた集客ツールだということです。 多くのお客様が日常的に利用しており、 開業当初の認知獲得 新規集客の強化 空席対策 といった場面で、大きな力を発揮します。 「ホットペッパービューティーはやめた方がいい」と言いたいわけでは、まったくありません。 もし明日、その集客媒体がなくなったら? 一つだけ、想像してみてください。 もし明日、ホットペッパービューティーが使えなくなったら——あなたのサロンはどうなるでしょうか。 お客様は来てくださるでしょうか? サロンの強みを、他の場所で伝えられま
005 売上だけ見ていませんか?サロン経営で本当に見るべき数字とは
サロンオーナーの皆さまは、毎月どんな数字を確認していますか? 今月の売上。新規のお客様の人数。予約数。客単価。 もちろん、どれも大切な数字です。 しかし、サロン経営において本当に大切なのは、 「売上」という一つの数字だけを見ることではありません。 「先月より売上が上がった!」 と喜んでいたのに、なぜか手元にお金が残っていない。そんな経験はありませんか? 前回の記事では、「なぜ利益が残らないのか」という視点から、 利益を生み出すための考え方についてお話ししました。 今回は少し切り口を変えて、「毎月、どんな数字を見ればサロンの状態が分かるのか」という、数字との向き合い方について考えてみたいと思います。 数字は、サロンからのメッセージです 数字というと、「経営が得意な人が見るもの」と感じる方もいるかもしれません。 でも、数字は決して難しいものではありません。 数字は、サロンが今どんな状態なのかを教えてくれるメッセージのようなものです。 例えば、 お客様は増えているのか お客様に喜んでいただけているのか 無理なく利益が残っているのか サロンは長く続けられ
004 美容師から経営者へ 〜サロンの未来を見る視点を持つということ〜
美容師として独立し、自分のお店を持つこと。 それは、多くの美容師さんにとって大きな夢のひとつではないでしょうか。 自分の理想の空間で、お客様を笑顔にする。 好きな技術を提供し、自分らしいサロンをつくる。 その想いは、とても素敵なことだと思います。 そして、独立したその日から、もうひとつ新しく始まることがあります。 それは、「経営者」としての人生です。 美容師を学ぶ機会はあっても、経営を学ぶ機会は少ない 美容学校では、技術や接客について学びます。 サロンワークを通して、カウンセリングや提案力も身につけていきます。 しかし、「サロン経営」について学ぶ機会は、それほど多くありません。 例えば、 利益率の考え方。 客単価の考え方。 集客方法の選択肢。 メニュー設計。 店販戦略。 リピート率の見方。 広告費の考え方。 これらは、独立して初めて向き合うという方も多いのではないでしょうか。 経営に悩むのは、能力が足りないからではありません。 単純に、「学ぶ機会が少なかった」だけなのです。 技術者と経営者では、見る景色が少し違う 美容師として考えると、お客様に喜
003 なぜサロンは忙しいのに利益が残らないのか?
「毎日忙しいのに、思ったほど利益が残らない。」 これは、美容室や理容室だけでなく、ネイルサロンやアイラッシュサロン、エステサロンのオーナー様からもよく聞くお悩みのひとつです。 お客様も来てくださっている。 スタッフも頑張っている。 売上もある。 それなのに、「なぜか手元に利益が残らない」と感じているサロンは少なくありません。 では、その原因はどこにあるのでしょうか。 売上があることと、利益が残ることは違う サロン経営において、とても大切なことがあります。 それは、「売上」と「利益」はまったく別のものだということです。 例えば、月の売上が100万円あったとします。 そこから、広告費、材料費、人件費、家賃、水道光熱費、決済手数料。こうした経費を差し引いたものが利益になります。 一例ですが、広告費に15万円、材料費に15万円、人件費に40万円、家賃と光熱費に15万円、決済手数料に5万円かかっていたとしたら、経費の合計は90万円。 売上100万円に対して、手元に残る利益はわずか10万円です。 これは決して極端なケースではありません。 経費の内訳が少しずつ
029 新人スタッフはサロンの未来そのもの 〜人を育てることは、未来を育てること〜
前回は、「チームでつくるサロンの価値」というお話をしました。 サロンの価値は、一人の技術だけで生まれるものではなく、スタッフ一人ひとりの気付きや思いやり、チームワークの積み重ねによってつくられていく。 そして、お客様はサロンという一つのチームを体験している、というお話でした。 今回は、このシリーズの締めくくりとして、「人を育てること」について考えてみたいと思います。 新人スタッフは、未来のサロンです 新人スタッフを見ていると、 「まだ何もできない。」 「気が利かない。」 「言われたことしかできない。」 そんなふうに感じることもあるかもしれません。 ですが、少しだけ視点を変えてみてください。 その新人スタッフは、三年後、五年後、十年後のサロンを支える存在になるかもしれません。 今はシャンプーしかできなくても、数年後にはお客様から絶大な信頼を得るスタイリストになっているかもしれない。 今は緊張して挨拶もぎこちなくても、将来は後輩を育てるリーダーになっているかもしれない。 新人スタッフとは、「今の戦力」ではなく、「未来のサロンそのもの」なのです。 人は
028 チームでつくるサロンの価値 〜一人ではつくれない、お客様の満足がある〜
前回は、「気付く力は、技術と同じくらい価値がある」というお話をしました。 お客様の小さな変化に気付き、スタッフの様子に気付き、サロン全体を見る視点を持つこと。 その積み重ねが、お客様への価値につながっていく、というお話でした。 今回は、その気付く力が集まることで生まれる、「チームの価値」について考えてみたいと思います。 サロンは、一人ではつくれない サロン経営をしていると、つい技術や売上に目が向きがちです。 もちろん、それらはとても大切なものです。 ですが、お客様が「また来たい」と思う理由は、担当スタイリストの技術だけで決まるものではありません。 電話への丁寧な対応。 笑顔のお出迎え。 気持ちの良いシャンプー。 タイミングよく出してくれたドリンク。 スタッフ同士の雰囲気。 お見送りの一言。 お客様は、サロンで過ごした時間のすべてを体験しています。 つまり、お客様が満足しているのは「誰か一人の仕事」ではなく、 「チームがつくり上げた時間」なのです。 「自分の仕事ではない」がなくなった時、チームは強くなる サロンワークを見ていると、できるチームには共
027 気付く力は、技術と同じくらい価値がある 〜サロンワークは、観察力で変わっていく〜
前回は、「おもてなしは、特別なサービスではない」というお話をしました。 おもてなしとは、特別なサービスではなく、「相手を想像する力」から生まれるもの。 そして、その想像力がサロンの価値になっていく、というお話でした。 今回は、その想像力の土台となる「気付く力」について考えてみたいと思います。 気付く力は、技術と同じくらい大切なスキルです 美容師・理容師と聞くと、多くの人が「技術職」というイメージを持つと思います。 カット技術。 カラー技術。 パーマ技術。 もちろん、どれも非常に重要な技術です。 ですが、お客様から長く選ばれる人を見ていると、共通して持っているものがあります。 それが、「気付く力」です。 お客様の小さな変化に気付く。 スタッフの様子に気付く。 サロンの空気感に気付く。 技術を磨くことと同じくらい、「気付く力」を磨くことが、実はとても大切なのです。 気付く力は、お客様への価値になる 例えば、シャンプーをしている時。 「今日は少し頭皮が乾燥しているな。」 「いつもより疲れていらっしゃるように見える。」 「カラーの退色が少し早いかもしれな
026 「おもてなし」は、特別なサービスではない 〜相手を想像する力が、サロンの価値になる〜
前回は、「作業をする人」と「仕事をする人」の違いについてお話ししました。 同じ掃除でも、同じシャンプーでも、 「なぜ、それをするのか」 という意味を理解することで、作業は仕事へと変わっていく。そんなお話でした。 そして、その仕事の先にあるものが、「おもてなし」です。 「おもてなし」と聞くと、少し特別なもののように感じるかもしれません。 今回は、サロンの価値を大きく左右する「おもてなし」について、少し考えてみたいと思います。 おもてなしは、もっと身近でシンプルなもの 高級ホテルのような接客。 高価なお茶をお出しすること。 丁寧な言葉遣いや、美しい所作。 もちろん、それらも素晴らしいおもてなしです。 けれど、本来のおもてなしとは、もっと身近で、とてもシンプルなものだと私は思っています。 それは、「相手を想像すること」です。 お客様は、それぞれ違う想いを持って来店されています お客様は、髪を切るためだけにサロンへ来ているのでしょうか。 もちろん、それも一つの目的です。ですが、その背景には、 少し気分を変えたい。 リラックスしたい。 誰かに話を聞いてほし
025 「作業をする人」と「仕事をする人」の違い 〜サロンの価値は、仕事の意味から生まれる〜
前回は、「サロンの価値は、人がつくる」というお話をしました。 スタッフも、かつてのあなたと同じ道を歩んでいる。 そして成長のカギは、「なぜそれをするのか」という意味を伝えていくことでした。 今回は、少しだけ「作業」と「仕事」の違いについて考えてみたいと思います。 サロンには、たくさんの仕事があります 掃除をする。 タオルを畳む。 ドリンクをお出しする。 シャンプーをする。 電話に出る。 お客様をご案内する。 どれも、毎日当たり前のように行われていることです。 しかし、少し意地悪な言い方をすると、「やること」だけを見れば、これらは単なる作業とも言えます。 「仕事」とは、誰かのために価値を生み出すこと では、「仕事」とは何でしょうか。 私は、「誰かのために価値を生み出す行動」だと考えています。 例えば、開店前の掃除。 「掃除をすること」自体が目的になっている人と、 「お客様に気持ちよく過ごしていただく空間をつくること」が目的になっている人 とでは、同じ掃除でも、そこに映るものが違います。 タオルを畳むこともそうです。 ただ畳むのか、それとも、次に使う
024 サロンの価値は、人がつくる 〜あなたが若手だった頃を思い出してみませんか〜
サロンオーナーの皆さまへ。 少しだけ、昔のことを思い出してみませんか。 あなたがまだ「経営者」ではなく、ひとりの美容師として成長を目指していた頃のことです。 先輩の技術を、必死に目で追っていたこと。 営業が終わったあと、一人で残って練習したこと。 思うようにできなくて、悔しい思いをしたこと。 そして、初めて担当したお客様から、 「ありがとう」 と言っていただいた時の嬉しさ。 きっと、たくさんの経験があったのではないでしょうか。 今では当たり前にできることも、あの頃の自分にとっては、一つひとつが初めての学びだったはずです。 あの頃の自分は、何を考えていましたか アシスタント時代。 もしかすると、こんなことを思った日もあったかもしれません。 「またシャンプーか……」 「掃除より、練習がしたいな」 「なんでこんな細かいことまで言われるんだろう」 「早くスタイリストになりたい」 でも、それは決して悪いことではありません。 誰でも最初は、目の前の仕事の本当の意味を、すぐには理解できないものです。 なぜなら、 経験していない未来のことは、なかなか想像できない
023 ホームページは、サロンの価値を翻訳する場所 〜大切なのは「見せる」ことではなく「伝わる」こと〜
前回の記事では、 ホームページは、サロンの価値を未来へ届ける情報資産になる、というお話をしました。 サロンを作った理由。 大切にしている技術。 お客様への想い。 これまで積み重ねてきた経験。 それらは、あなたにしかない大切な価値ですよ、というお話でしたね。 では、その価値を伝えるために、どんなホームページを作ればいいのでしょうか。 今回は、「翻訳する」という前回までの視点を、実際のクーポン表現を題材に、 もう一歩具体的に掘り下げてみたいと思います。 ホームページを作るなら、素敵なものにしたい これは、多くのサロンオーナーさんが思うことではないでしょうか。 せっかく作るホームページ。 自分が大切にしているサロンだからこそ、 「世界観を表現したい」 「綺麗な写真を載せたい」 「おしゃれなデザインにしたい」 そう考えるのは自然なことです。 そして、その想いはとても大切です。 サロンの雰囲気や世界観を伝えることも、ホームページの大切な役割だからです。 ただ、ここで一つ考えてほしいことがあります。 ホームページの目的は、「綺麗に見せること」だけでしょうか。
022 あなたが当たり前にしていることは、誰かにとって価値になる 〜サロンの経験を未来へ届ける情報資産の作り方〜
前回の記事では、 AI時代に選ばれるホームページには、「自分たちが何者なのか」を明確に伝えることが大切だというお話をしました。 サロンを作った理由。 大切にしている技術。 お客様への向き合い方。 あなたにしかない経験。 それらを言葉にすることで、初めてサロンの価値は伝わります。 しかし、ここで一つ考えてほしいことがあります。 その価値は、未来へ残っていますか? ホームページは「作って終わり」ではありません ホームページを作る時、多くの方は、 「完成したら集客できる。」 「ホームページがあれば安心。」 そう考えるかもしれません。 もちろん、ホームページを持つことには大きな意味があります。 Web上に、自分のサロンの存在場所を作ることができるからです。 しかし、本当に大切なのは、その先にあります。 ホームページは、作った瞬間が完成ではありません。 AIやお客様が、その時々のあなたのサロンを正しく理解できるように、サロンの成長とともに育てていくものなのです。 サロンも、ホームページも積み重ねで成長します 考えてみてください。 あなたのサロンは、オープン
021 まずサロンの価値を言語化すること
前回の記事では、AI時代に選ばれるサロンになるためには、 「自分たちが何者なのか」を明確に発信することが大切だというお話をしました。 そして、AIが理解するために必要な視点として、 「悩み」「技術へのこだわり」「対象となるお客様」「考え方」「選ばれる理由」 という5つをお伝えしました。 今回は、その5つを「何を伝えるか」ではなく、「どう言葉にすれば、実際に伝わるのか」という視点から考えてみたいと思います。 ホームページは、サロンの説明書ではありません 多くのサロンホームページを見ると、このような情報のみが掲載されています。 簡略なコンセプト 店舗情報 営業時間 料金 メニュー スタッフ紹介 予約ボタン もちろん、これらは必要な情報です。 しかし、これだけでは、「どこのサロンでも作れる情報」になってしまいます。 大切なのは、その先にある情報。「なぜ、このサロンなのか」を伝えることです。 伝えたいことと、伝わることは違います サロンオーナーさんは、自分のお店に強い想いを持っています。 独立した理由 技術へのこだわり お客様への向き合い方 作り上げた空
020 AI時代に選ばれるサロンが発信している情報とは
前回の記事では、これからのお客様との出会い方は、「検索する」から、 「質問して答えを得る」時代へ変化していく。 というお話をしました。そして、これから大切になるのは、 AIに選ばれるためのテクニックではありません。 もっと大切なのは、 あなたのサロンの強みと特徴、選んでいただける理由を、明確に伝えられること です。 AIは、サロンの雰囲気を感じることができません 例えば、お客様が友人に相談したとします。 「京都で髪質改善が得意な美容室知らない?」 すると友人は、『あのお店いいよ!』と答えることができます。 なぜでしょうか。その友人は、そのサロンを知っているからです。 店内の雰囲気。 スタッフさんの人柄。 技術へのこだわり。 通っているお客様の様子。 様々な情報を経験として持っているから、『あなたには、このサロンが合うと思う』 と言えるのです。 しかし、AIは実際にサロンへ行ったことはありません。 スタッフさんと話したこともありません。 だからこそ、AIが理解できる情報として、サロンの価値を伝えておく必要があります。 「髪質改善が得意です」だけでは
019 ホームページが未来のお客様を連れてくる理由
〜SEO・AI時代に選ばれるサロンになるために〜 前回の記事では、 ホームページとは、ただ予約を取るための場所ではなく、 あなたのサロンの価値を伝え、育てていく場所である。 というお話をしました。 サロンには、あなたにしかない技術があります。 あなたにしか語れない経験があります。 あなたにしか作れない空間があります。 しかし、どれだけ素晴らしい価値があっても、 必要としている人に届かなければ、存在していないのと同じです。 では、これからの時代、お客様は、どのようにサロンを探すのでしょうか。 お客様の探し方は変化しています 少し前まで、お客様が美容室を探す時にググる、つまり 多くの場合、「美容室を検索する」という行動から始まっていました。 例えば、 「京都 美容室」 「髪質改善 京都」 「メンズパーマ 得意」 検索結果に出てきたサロンを見て、 写真を見る。 料金を見る。 口コミを見る。 比較する。 そして、自分に合いそうなサロンを選ぶ。 これが、今まで一般的だった流れです。 もちろん、今でもこの行動は続いています。 ホットペッパービューティーなどの
018 ホームページを作ったらできること、叶えられること
〜あなたのサロンの価値を伝える場所を持っていますか?〜 「ホームページって、本当に必要ですか?」 サロンオーナーさんから、よく聞く言葉です。 「ホットペッパービューティーがあるから大丈夫」 「Instagramで発信しているから必要ない」 「作るのにお金がかかるから後回しにしている」 もちろん、それぞれの考え方があります。 そして、ホットペッパービューティーやInstagramが悪いわけではありません。 むしろ、今のサロン経営において、とても大切な集客ツールです。 ただ、一つ考えてほしいことがあります。 あなたが時間をかけて作ったサロン。 あなたが大切にしている技術。 お客様への想い。 こだわって作った空間。 それらを、 「どこで伝えていますか?」 サロンには、あなたにしかない価値がある サロンを開業する時、誰でも同じ想いで始めるわけではありません。 お客様の髪の悩みを解決したい。 自分が追求してきた技術を届けたい。 一人ひとりのお客様と丁寧に向き合いたい。 地域で必要とされるサロンになりたい。 そこには、オーナーさん一人ひとりの経験や想いがあり
016 なぜ、あなたのサロンにホームページが無いのですか?【前編】
美容師として独立するとき。きっと、ただ「美容室を作りたい」と思っただけではないはずです。 もっとお客様一人ひとりと向き合いたい。 自分が理想とする空間を作りたい。 技術にもっとこだわりたい。 自分らしい働き方をしたい。 スタッフが成長できる場所を作りたい。 地域で必要とされるサロンになりたい。 そこには、あなたなりの理由や想いがあったのではないでしょうか。 そして、その想いから生まれたサロンは、開業した瞬間から一つの「ブランド」になります。 ブランドとは、特別な企業だけのものではありません 「ブランド」という言葉を聞くと、何を思い浮かべますか? 高級ブランド。有名企業。誰もが知っている大きな会社。 そんなイメージを持つ方もいるかもしれません。 しかし、本来ブランドとは、規模の大きさではありません。 ブランドとは、「その存在が、相手の中でどんな価値として認識されているか」ということです。 例えば、 「あの美容師さんなら安心して任せられる」 「あのお店に行くと気持ちまで前向きになる」 「あのサロンは、自分のことを理解してくれる」 そう感じてもらえてい
015 サロン経営で大切なのは「集客」ではなく「顧客を育てること」
「新規のお客様が〇〇人来ました!」 サロン経営をしていると、この数字はとても嬉しいものです。 新しい出会い。新しい可能性。サロンが成長している証。 集客は、経営において欠かせない大切な活動です。 しかし、少しだけ考えてみてほしいことがあります。 そのお客様は、「来店人数」で終わっていますか? それとも、「未来へ続く関係」になっていますか? 新規集客だけでは、サロンは成長し続けられない サロン経営において、新しいお客様との出会いは必要です。 どれだけ素晴らしい技術やサービスを提供していても、 新しい出会いがなければ、少しずつお客様は減っていきます。 なぜなら、人の生活環境は変化するからです。 引っ越し。ライフスタイルの変化。年齢による価値観の変化。 どれだけ大切にしてきたお客様でも、一定数の離脱は必ず起こります。 だからこそ、サロンには新しいお客様との出会いが必要なのです。 新規集客だけを追うと、広告費も人手も足りなくなる 新規のお客様を増やすために、 広告を活用する SNSで発信する キャンペーンを行う もちろん、どれも大切な取り組みです。...
017 なぜ、あなたのサロンにホームページが無いのですか?【後編】
前回の記事では、サロンは、ただ施術を提供する場所ではなく、一つのブランドである、というお話をしました。 あなたが独立した理由。大切にしている技術。お客様への想い。作り上げた空間。 そこには、あなたにしかない価値があります。 しかし、ここで一つ考えてほしいことがあります。 その価値は、どこで伝えていますか? ペイドメディアは、サロン経営に必要な存在です 現在、多くのサロンが活用しているペイドメディア(集客媒体)。 代表的なものとして、 ホットペッパービューティー、SNS広告、予約サイト、Google広告などがあります。 これらの媒体は、決して悪いものではありません。 むしろ、サロン経営において非常に重要な役割を持っています。 なぜなら、「まだあなたのサロンを知らない人との出会い」を作ってくれるからです。 新規のお客様と出会う。自分のサロンを知ってもらう。予約につなげる。 これは経営において欠かせません。 ただし、大切なのは、それぞれの役割を理解することです。 ペイドメディアには、ペイドメディアの攻略法があります 例えば、ホットペッパービューティー。
014 売上を追う経営から、利益を残す経営へ。|数字が苦手でも大丈夫な、お金の見方
「今月、過去最高売上でした!」 この言葉を聞くと、経営者として嬉しくなりますよね。 努力してきた結果。お客様に選ばれた証。スタッフと一緒に積み重ねてきた成果。 売上は、間違いなくサロン経営において大切な数字です。 でも、少しだけ考えてみてください。 その売上は、本当にあなたのサロンを豊かにしていますか? 売上が伸びているのに、なぜか手元にお金が残らない。 忙しく働いているのに、余裕が生まれない。 もし、そんな感覚があるなら、一度「売上」ではなく「利益」という視点からサロンを見てみる必要があるかもしれません。 数字が苦手なのは、当たり前のこと 美容師さんの多くは、若い頃から技術を磨くことに時間を注いできたと思います。 営業後の練習。休日の講習。先輩から技術を学ぶ時間。 お客様に喜んでいただくために、たくさんの努力を積み重ねてきた方が多いのではないでしょうか。 だからこそ、「数字を見るのが苦手」「経営のお金の話は難しい」と感じる方がいるのは、決して不思議なことではありません。 技術を磨く時間と、経営を学ぶ時間。 どちらも大切ですが、学ぶ機会が違ってい
002 企業もお店も、一番大切なことは、継続すること
サロン経営において、一番大切なことは何でしょうか。 売上を伸ばすことでしょうか。 スタッフを増やすことでしょうか。 店舗を増やすことでしょうか。 もちろん、どれも素晴らしいことです。 でも、私がこれまでの人生の中で、多くの企業やお店の経営に携わり、たくさんの浮き沈みを見てきて辿り着いた答えは、とてもシンプルなものでした。 「企業もお店も、一番大切なことは、継続すること。」 私は、この言葉に尽きると思っています。 「成功」とは、何でしょうか? 美容業界には、「成功」の情報が溢れています。 月商100万円達成。新規集客数○○人。店販比率○○%。2店舗目オープン。SNSフォロワー1万人。 もちろん、それらは素晴らしい成果です。 でも、本当に難しいのは、その状態を続けることです。 3年続けること。5年続けること。10年続けること。 そして、20年後もお客様から必要とされていること。 私は、こちらの方が何倍も価値があることだと思っています。 廃業しないことは、立派な成功です 「もっと売上を上げなければ。」 「もっと集客しなければ。」 「もっとスタッフを増や
bottom of page