025 「作業をする人」と「仕事をする人」の違い 〜サロンの価値は、仕事の意味から生まれる〜
- lonfieekyoto
- 4 日前
- 読了時間: 3分
前回は、「サロンの価値は、人がつくる」というお話をしました。
スタッフも、かつてのあなたと同じ道を歩んでいる。
そして成長のカギは、「なぜそれをするのか」という意味を伝えていくことでした。
今回は、少しだけ「作業」と「仕事」の違いについて考えてみたいと思います。
サロンには、たくさんの仕事があります
掃除をする。
タオルを畳む。
ドリンクをお出しする。
シャンプーをする。
電話に出る。
お客様をご案内する。
どれも、毎日当たり前のように行われていることです。
しかし、少し意地悪な言い方をすると、「やること」だけを見れば、これらは単なる作業とも言えます。
「仕事」とは、誰かのために価値を生み出すこと
では、「仕事」とは何でしょうか。
私は、「誰かのために価値を生み出す行動」だと考えています。
例えば、開店前の掃除。
「掃除をすること」自体が目的になっている人と、
「お客様に気持ちよく過ごしていただく空間をつくること」が目的になっている人
とでは、同じ掃除でも、そこに映るものが違います。
タオルを畳むこともそうです。
ただ畳むのか、それとも、次に使うスタッフやお客様が気持ちよく使えるように整えるのか。
そこには、相手を思う気持ちと、チームを支える意識があります。
シャンプーも同じです。
目的は同じ「髪を洗うこと」でも、その先にお客様の髪質や頭皮を気づかう視線があるかどうかで、時間の質はまったく変わります。
行動は同じでも、そこに込める意味によって、「作業」は「仕事」へと変わっていくのです。
お客様は、スタッフの意識を感じ取っています
そして、お客様は、その違いを驚くほど敏感に感じ取っています。
お客様は、「掃除ができているかどうか」を見ているわけではありません。
「大切にされているかどうか」を感じ取っているのです。
つまり、お客様が感じているのは、一つひとつの作業そのものではなく、その先にあるスタッフの意識です。
「もっと意識して」だけでは伝わらない
サロン経営をしていると、「もっと考えて動いてほしい」と感じることがあるかもしれません。
けれど、スタッフは最初から、仕事の意味を理解しているわけではありません。
だからこそ、「もっと頑張って」「もっと意識して」という言葉だけでなく、
「なぜそれが必要なのか」を丁寧に伝えていくことが大切です。
仕事の意味を理解したスタッフは、自ら考え、自ら動き始めます。
そして、その積み重ねが、サロンの空気感となり、お客様が選ぶ理由になります。
日々の小さな仕事が、未来のサロンをつくる
サロンの価値は、高価な設備や最新のメニューだけで生まれるものではありません。
日々の小さな仕事に、どれだけ意味を持たせられるか。
それこそが、長く愛されるサロンをつくる土台です。
今日の掃除も、今日のシャンプーも。
その一つひとつが、未来のサロンをつくっています。
サロンは、一日でできあがるものではありません。
毎日の「仕事」が積み重なって、少しずつ価値になっていくのです。
次回は、「おもてなしは特別なサービスではない」というテーマで、日常の中にあるおもてなしについて考えてみたいと思います。
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