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005 売上だけ見ていませんか?サロン経営で本当に見るべき数字とは

サロンオーナーの皆さまは、毎月どんな数字を確認していますか?


今月の売上。新規のお客様の人数。予約数。客単価。


もちろん、どれも大切な数字です。


しかし、サロン経営において本当に大切なのは、

「売上」という一つの数字だけを見ることではありません。


「先月より売上が上がった!」


と喜んでいたのに、なぜか手元にお金が残っていない。そんな経験はありませんか?


前回の記事では、「なぜ利益が残らないのか」という視点から、

利益を生み出すための考え方についてお話ししました。


今回は少し切り口を変えて、「毎月、どんな数字を見ればサロンの状態が分かるのか」という、数字との向き合い方について考えてみたいと思います。


数字は、サロンからのメッセージです


数字というと、「経営が得意な人が見るもの」と感じる方もいるかもしれません。


でも、数字は決して難しいものではありません。

数字は、サロンが今どんな状態なのかを教えてくれるメッセージのようなものです。


例えば、

  • お客様は増えているのか

  • お客様に喜んでいただけているのか

  • 無理なく利益が残っているのか

  • サロンは長く続けられる状態なのか


こうしたことは、数字を少しだけ見てあげることで分かるようになります。


サロンの数字は、大きく3つだけ見れば大丈夫です


最初からたくさんの数字を追いかける必要はありません。

まずは、次の3つを見るだけで十分です。


① 売上 = 客数 × 客単価

売上は、「何人のお客様に、いくらずつご利用いただいたか」で決まります。

つまり、

  • お客様の数が減ったのか

  • お客様一人あたりのご利用金額が変わったのか

を確認するだけで、売上が変化した理由が見えてきます。


② 利益 = 売上 − 経費

利益は、売上から経費を差し引いたものです。

材料費、広告費、人件費、家賃、水道光熱費、決済手数料など、サロンを運営するためにはさまざまな経費が必要になります。

売上が増えていても、利益が残っていなければ、長く続けていくことは難しくなります。

忙しさと利益は、必ずしも比例しないのです。


③ お客様は、どう動いているか

客数という数字の中には、実はたくさんの情報が隠れています。

  • 新しく来てくださったお客様

  • また来てくださったお客様

  • しばらくご来店がなかったお客様

つまり、お客様がどのように動いているのかを見ることが大切です。

「新規のお客様が減っている」のか。

「リピートのお客様が減っている」のか。

「お客様は来てくださっているけれど、単価が下がっている」のか。

原因が分かれば、打ち手も変わってきます。


売上が下がった時、最初に見るべきこと

売上が下がると、多くの方は、


「もっと集客しなければ!」

と考えます。


もちろん、新しいお客様との出会いは大切です。

しかし、本当に必要なのが集客とは限りません。


例えば、

  • リピート率が下がっているなら、次回来店のご提案を見直す

  • 客単価が下がっているなら、メニュー設計を見直す

  • 利益率が下がっているなら、経費や価格設定を見直す


というように、原因によって必要な取り組みは変わってきます。


数字を見ることは、問題を見つけることではありません。

「どこを少し改善すると、もっと良くなるのか」を見つけることなのです。


数字は、毎月同じ場所に残していく


数字を見る習慣が続かない理由のひとつは、「毎月バラバラに見ていること」です。


ノートでも、Excelでも、スプレッドシートでも構いません。

毎月、

  • 売上

  • 客数

  • 客単価

  • 利益

  • 新規客数

  • リピートの状況


を同じ場所に並べていくだけで、少しずつサロンの変化が見えてきます。

1ヶ月では分からなくても、3ヶ月、6ヶ月と積み重ねていくことで、


「最近、リピート率が少し下がっているな」 「客単価は上がっているけれど、利益率は変わっていないな」

といった、小さな変化に気づけるようになります。


数字を見ることは、お客様を大切にすることでもあります


経営というと、「数字ばかりを追いかけること」と思われることがあります。

でも、私たちはそうは考えていません。


適切な利益が残ることで、

  • より良い商品をご提案できる

  • 新しい技術を学ぶことができる

  • スタッフが働きやすい環境をつくれる

  • お客様により良いサービスを提供できる


つまり、数字を見ることは、お客様やスタッフ、そしてサロンの未来を大切にすることでもあるのです。


Lonfieeが考えるサロン経営


サロン経営に正解はありません。

大型サロンにも、小規模サロンにも、それぞれの理想の形があります。


ただ一つ言えるのは、「売上を追いかけること」が目的ではないということです。

数字は、サロンを長く続けていくための道しるべです。


どんなサロンをつくりたいのか。その理想に向かって進めているのか。


数字は、その答えを静かに教えてくれます。


最後に


売上を見ることは、とても大切です。

でも、本当に大切なのは、その売上が「どんな数字の積み重ね」でできているのかを知ることです。


数字を味方につけることは、経営を難しくすることではありません。

むしろ、自分のサロンをもっと深く理解することにつながります。


長く愛されるサロンをつくるために、ぜひ一度、ご自身のサロンの数字と向き合ってみてください。


サロンの価値は、もっと高められる。

Salon Growth Labは、長く愛されるサロンづくりを応援しています。

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