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第二章
030 第二章|10年後も愛されるサロンへ
第一章では、「長く続くサロンの土台」について、一緒に考えてきました。 継続すること。 無理をしないこと。 利益を残すこと。 お客様との関係を育てること。 人を育てること。 そして今日から、第二章が始まります。 テーマは、 「10年後も愛されるサロンへ。」 その最初の記事として、こんな問いから始めてみたいと思います。 10年後も選ばれるサロンは、今何を準備しているのか。 少しだけ、昔のことを思い出してみてください。 あなたが、スタイリストとしてデビューした頃のことです。 初めてお客様を担当した日の緊張。 思うように売上が上がらず、悔しい思いをしたこと。 先輩の背中を見て、「いつか追い付きたい」と思ったこと。 営業後に遅くまで残って練習した日もあったかもしれません。 新しい技術が出れば学びに行き、流行が変われば練習をして、お客様に喜んでいただくために、必死に前へ進んできた。 そして、その積み重ねがあったからこそ、今のあなたがあります。 もし、あの頃のあなたが、 「今のままでいい。」 と思っていたら、今の場所には辿り着いていなかったのではないでしょうか
lonfieekyoto
3 日前読了時間: 4分
031 「今のままでいい」と思った瞬間から、未来は分かれ始める。
前回は、10年後も選ばれるサロンが準備しているものは、特別な技術や設備ではなく、「変わり続けること」だというお話をしました。 でも、こう思った方もいるかもしれません。 「変わった方がいいのは分かっている。でも、なかなか変われない。」 もし、そう感じたとしても、自分を責める必要はありません。 それは、あなたの意志が弱いからでも、努力が足りないからでもありません。 なぜなら、人はもともと、変化よりも「今の安心」を選びやすい生き物だからです。 人は、変化よりも安心を選びやすい 慣れた仕事の進め方。 長く続けてきたメニュー。 これまで積み重ねてきたお客様との関係。 人は、経験のあるものに安心を感じます。 反対に、新しいことには不安が伴います。 新しいメニューを始めること。 価格を見直すこと。 SNSやホームページなど、新しい集客方法に挑戦すること。 スタッフ教育の仕組みを変えること。 「やった方がいい」と分かっていても、なかなか最初の一歩が踏み出せない。 これは、サロン経営者だけに起こることではありません。 人は誰でも、今あるものを守ろうとする気持ちを持
lonfieekyoto
4 日前読了時間: 4分
032 忙しいサロンほど、立ち止まる時間が必要かもしれない。
前回は、「今のままでいい」と思った瞬間から、未来は分かれ始めるというお話をしました。 そう言われても、正直なところ、こう思う方も多いのではないでしょうか。 「そんなことは分かっている。でも、考える時間なんて、どこにあるんだろう。」 その気持ち、とても自然なことだと思います。 今日は、無理に自分を追い込むための話ではありません。 毎日、目の前のお客様やスタッフと向き合っているサロンオーナーだからこそ、一度立ち止まる時間について考えてみたいと思います。 サロンオーナーの毎日は、想像以上に忙しい 朝、店を開ける準備をする。 お客様を迎え、施術をする。 合間には、スタッフの相談に乗る。 予約を調整する。 材料を発注する。 営業が終わった後も、片付けや事務作業が残っている。 気付けば一日が終わり、 「今日も何とか乗り切った」 そんな日を過ごしている方も多いのではないでしょうか。 それだけ、日々一生懸命に働いているということです。 お客様に必要とされているから忙しい。 スタッフやお店を守るために、毎日向き合っている。 忙しいこと自体は、決して悪いことではあり
lonfieekyoto
5 日前読了時間: 5分
033 サロンオーナーに必要なのは、経営者の視点を持ち続けること。
前回は、忙しいサロンほど、立ち止まる時間が必要かもしれないというお話をしました。 では、立ち止まった時間で、経営者は何を見るべきなのでしょうか。 今回は、そこで必要になる「経営者の視点」について、少し具体的に考えてみたいと思います。 まず、「ありたい姿」を定めることから始まります 「経営者の視点を持ちましょう」と言われると、難しい数字の話をイメージするかもしれません。 しかし、私は、経営者の視点は、数字を見ることから始まるのではなく、 「夢」や「ありたい姿」を定めること、 から始まると思っています。 例えば、 新しい技術を極めたスペシャリストになりたい。 店販の提案を通して、お客様の日常まで支えられるサロンにしたい。 スタッフが成長し、それぞれの未来を応援できる場所でありたい。 休みをきちんと取りながら、10年後も現役でお客様と向き合いたい。 その形は、サロンの数だけあっていいはずです。 大切なのは、その姿をぼんやりとした願望のままにせず、具体的な目標として言葉にすることです。 「自分は、どんなサロンを作りたいのか。」 そこが明確になることで、初
lonfieekyoto
6 日前読了時間: 5分
034 変わり続けるために、明日からできる小さな一歩
前回は、経営者の視点として、「ありたい姿」を描き、 そこへ向かうために、 投資の視点、 選択と集中の視点、 改善と準備の視点を積み重ねていくというお話をしました。 こう聞くと、少し身構えてしまうかもしれません。 「ありたい姿なんて、そんな壮大なもの、今すぐには浮かばない。」 「投資とか選択と集中とか言われても、何から手をつければいいのか分からない。」 そう感じても、まったく問題ありません。 今回は、前回の話を、明日から実際に動かすための、ごく小さな一歩をお伝えしたいと思います。 まずは、一冊のノートを用意してみませんか 経営計画書のような、立派なものである必要はありません。 用意するのは、どこにでも売っている、ただのノート一冊で十分です。 名付けるなら、「余白ノート」です。 このノートの目的は、最初から答えを出すことではありません。 頭の中にある、まだ言葉になっていない想いや、小さな違和感を見つけるための場所です。 きれいにまとめようとしなくて構いません。 余白をぜいたくに使って、思いついたことを、思いついた順に書いていく。 文章になっていなくて
lonfieekyoto
7月17日読了時間: 4分
035 変わり続けるサロンには、共通点がある。
前回は、変わり続けるために必要なのは、大きな改革ではなく、明日からできる小さな一歩だというお話をしました。 一冊のノートに、今感じていることを書いてみる。 それだけでも、自分のサロンの未来について考えるきっかけになります。 第二章では、ここまで「変わり続けるために必要な考え方」についてお話ししてきました 。 「今のままでいい」と思った瞬間に、未来への分かれ道が生まれること。 忙しい毎日の中でも、立ち止まって考える時間を持つこと。 そして、経営者としてありたい姿を描き、そこへ向かうための投資や選択と集中を考えること。 変化は、決して大きな決断から始まるものではありません。 日々の中で感じた小さな気付きや違和感を拾い上げ、少しずつ行動に変えていくこと。 その積み重ねが、未来のサロンをつくっていきます。 今回は、このシリーズの最後として、変わり続けているサロンに共通する考え方を、まとめてみたいと思います。 変えないものを、先に決めている 「変化」と聞くと、今までのやり方を大きく変えることだと思うかもしれません。 しかし、本当に変わり続けているサロンは、
lonfieekyoto
7月13日読了時間: 6分
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