top of page

美容室・ネイル・エステなどサロンのホームページ作成ガイド|開業前・営業中の進め方と費用相場

6 時間前
読了時間: 13分

前のお店では、指名のお客様もたくさんいらっしゃったことと思います。

技術にも、Instagramの発信にも、指名の数にも自信がある。だから、独立した。サロンを開業される方は、皆様そうですよね。


開業の時点では、オーナー様それぞれの技術や発信力に、大きな差があるわけではないのです。


少し話がそれるかもしれませんが、ラーメン屋さんのお話をさせてください。


あるところに、ラーメン屋が2店、同時にオープンしました。

A店のオーナーは、有名店で長年修業を積み、こだわりの一杯を作ります。

B店のオーナーは、人気店で半年ほど働いた経験があり、その味をまねた一杯を作ります。

どちらのオーナーも、Instagramでの発信は得意でした。


B店は映える一杯をInstagramに載せ、反響は上々。

A店はこだわりの一杯を載せ、反響はそこそこ。


B店は出だしこそ好調でしたが、味に満足できなかったお客様の足は遠のいていきます。

A店は出だしは控えめでも、味に満足したお客様が少しずつ定着していきました。


そして、B店はほどなくして閉店しました……


残ったA店が向き合うのは、地域で長く愛されてきた老舗店と、半年ほど前にオープンして人気を集めているR店です。

系統や個性はそれぞれでも、「美味しい」という点では大きな差はありません。


それでもA店は、じわじわと経営が苦しくなっていきます。

一方、R店はお客様からの支持を広げていきました。


その差は、何だったのでしょうか?

答えは、《集客》のための導線づくりです。


こだわりの一杯も、食べていただけなければ、その良さは伝わらないままです。

老舗に通うお客様に「ちょっと食べてみたい」と思ってもらえるチャンスは、Instagramの投稿にもきっとあったはずです。

でも、そのチャンスはタイムラインに流れ、埋もれていきました……


Instagramは、予約につなげることもできますが、基本は「知ってもらう」「お知らせする」ための道具です。

では、いまお腹が空いている人、口がもうラーメンになっている人に直接届けるには、どうしたらいいでしょう?

あなたなら、どうやってお店を探しますか?


Googleマップで探したり、AIに聞いたりしませんか?


仮に、上新庄で美味しいラーメン屋さんをAIに聞いてみたとします。

↓

【AIの回答】

上新庄で美味しいと評判なのはR店です。濃厚な豚骨ベースに熟成醤油を合わせたスープと、自家製のストレート麺が人気です。ほかにも、地域で長く愛されている老舗店が……


そこに、A店の名前は見当たらない。Googleマップを開いても、同じです。


R店がしていたのは、特別なことではなかったのです。

お店のこだわりやメニューをホームページで伝え、Googleマップの情報と口コミを整え、検索やAIに「どんなお店なのか」が伝わる状態にしていた。それだけです。


サロンでも、まったく同じことが起きています。

「○○駅 ネイル おすすめ」とAIに聞かれたとき、あなたのサロンの名前は出てくるでしょうか?



この記事の要点


  • 美容室・ネイル・エステは始めやすい業態である一方、競争が激しく、倒産は過去最多の水準が続いています。

  • 開業の時点では技術に大きな差がつきにくく、差になるのは「知ってもらう力」です。

  • ホームページは、Googleマップ・検索・AIに「どんなサロンか」を伝える土台になります。

  • 成果を分けるのは、作ることよりも、公開後に情報を育て続けることです。


このガイドの専門記事

テーマごとに、さらに詳しく解説した専門記事を用意しています。




数字で見る、いまのサロン業界


帝国データバンクの調査では、2025年の美容室の倒産は235件で、2年連続で過去最多を更新しました。倒産した美容室のうち、業歴10年未満が49.0%を占めています。

ネイルサロンも、2024年の倒産が22件と過去最多になりました(帝国データバンク)。エステサロンは、2026年1〜4月の倒産が35件と、同じ期間で過去最多のペースです(東京商工リサーチ)。

これらは負債1,000万円以上の法的整理だけを数えたものです。個人サロンが静かに閉店するケースは含まれていないので、実際に閉じていくお店はもっと多いと考えられますよね。

共通しているのは、始めやすい業態であること。開業資金を抑えやすく、ネイルやエステは国家資格がなくても開業できます。だからこそ、近くに同じ業態のお店が増えやすいんです。



予約サイトとInstagramだけでは、苦しくなる理由


予約サイトは「比べられる場所」

予約サイトでは、近くのサロンと並んで、価格やクーポン、掲載順で比べられます。新しいお客様と出会える大切な場所ですが、掲載をやめた時点で集客も止まってしまう。上位のプランに上げるほど、毎月の費用も重くなっていく……と感じませんか?


Instagramは「知ってもらう場所」

Instagramは、サロンの雰囲気や技術を知ってもらうのにぴったりの道具です。ただ、投稿はタイムラインに流れていき、届くのは主にフォロワーの方。「いま、近くでサロンを探している人」には、届きにくい面があるんですよね。


「いま探している人」は、マップと検索とAIで探している

来店前のお客様は、Instagramで気になったサロンをGoogleで検索し、ホームページやGoogleマップで確認してから予約する、という動き方をすることが多いはずです。

最近は「○○駅でおすすめのネイルサロンは?」とAIに聞く探し方も広がってきました。AIはWeb上の公式情報や口コミを手がかりに答えをまとめるので、ホームページがないと、AIに伝わる材料そのものが少なくなってしまいます。

▶ 詳しくは「Googleマップ集客」、「サロンのAI検索対策」の専門記事で解説しています。



ホームページは「自分で集客できる仕組み」の土台


ホームページの役割は、大きく3つあると思うんです。


  • 価格以外の「選ばれる理由」を伝える(こだわり・技術・人柄・空間)

  • Googleマップや検索、AIに「どんなサロンか」を正しく伝える

  • Instagramや予約サイトから来た人が、最後に確かめる場所になる


予約サイトもInstagramも、やめる必要はないんです。それぞれの役割を分けて、組み合わせていく。そのほうが、広告費や掲載条件に左右されにくい集客になっていきますよね。



サロンのホームページ、作り方の選択肢と費用相場


自分で作る(Wix・ペライチなど)

月数千円ほどから始められ、テンプレートを使えばデザインも手軽です。ただ、検索への対策や公開後の更新は、すべて自分で行うことになります。サロンワークの合間に続けられるかどうかが、いちばんのポイントなのではないでしょうか?


制作会社に依頼する

美容室のホームページ制作は、ページの規模によって10万〜100万円程度が目安とされています。公開後の更新や集客の対策は、別料金になっていることも多いので、見積もりの範囲は確認しておきたいところです。


月額制のホームページサービス

月額5,000円〜2万円程度が中心とされています。サーバーや保守が中心なのか、集客の対策まで含まれるのかは、サービスによってさまざま。解約したときにホームページが残るかどうかも、見ておきたいポイントです。


集客の対策を別に頼む場合

Googleマップ対策の代行は、月2万〜5万円程度が多い価格帯とされています。AI検索への対策まで専門会社に頼むと、さらに高額になることもあります。

比べるときは、金額だけでなく、次の点も見てみてください。


  • 公開後の更新と改善が含まれているか

  • Googleマップ・AI検索への対策が含まれているか

  • 解約したとき、ホームページがどうなるか

  • 誰が、どのくらい気にかけて見てくれるのか


▶ 詳しくは「ホームページの費用相場と選び方」の専門記事で解説しています。



これから開業する方の進め方


物件、内装、商材選び。開業準備は、やることが山積みですよね。ホームページはつい後回しになりがちですが、オープンの日にお客様に見つけてもらうには、開業日から逆算して早めに動いておくのがおすすめです。

Lonfieeでホームページを作る場合は、ヒアリングからおよそ1か月で公開できます。開業前からご契約いただけるので、オープン日に合わせて準備を進められます。


開業前に決めておきたいこと


  • どんなお客様に来てほしいか

  • 看板メニューと料金

  • サロンのこだわりを言葉にしたもの

  • 内装・施術・スタッフの写真


Googleマップの登録とあわせて準備する

Googleマップには、Googleビジネスプロフィールに登録した情報が表示されます。サロン名・住所・営業時間・メニューを、ホームページとマップでそろえておくと、検索にもAIにも伝わりやすくなります。


自宅サロン・マンションサロンの場合

住所をどこまで公開するか、悩む方も多いはず。お客様が来店するタイプのサロンは、Googleマップでは住所の表示が基本になるので、どこまで公開するかは開業前に考えておきたいところです。

▶ 詳しくは「開業前のホームページ準備」の専門記事で解説しています。



すでに営業中の方の見直し方


「ホームページはあるけれど、効果を感じない」。そんなお声もよく伺います。


集客につながらない3つの原因


  • テンプレートどおりの作りで、サロンの強みが伝わっていない

  • 公開したまま、情報が止まっている

  • Google検索・Googleマップ・AI検索に合わせた手入れがされていない


作り直す前に確かめたいこと


  • 最後に更新したのはいつか

  • Googleマップの情報と、ホームページの情報が一致しているか

  • メニューと料金が、予約サイトと食い違っていないか

  • 「地名+業態」で検索したとき、サロンが表示されるか


作り直さなくても、手入れで変わる部分は意外と多いんです。

▶ 詳しくは「集客できない理由と見直し方」の専門記事で解説しています。



業態ごとに、ホームページに載せたい情報


美容室・理容室

スタイル写真、スタッフ紹介と指名のしやすさ、メニューと料金がポイントです。予約サイトと料金がずれていると、お客様が迷ってしまうので、そろえておくと安心ですよね。


ネイルサロン

デザインギャラリーの量と、更新の頻度が大切です。定額メニューの内容や施術時間、オフや持ち込みデザインへの対応も、来店前に知りたい情報です。

▶ 詳しくは「ネイルサロンのホームページ」の専門記事で解説しています。


エステサロン

コースの内容、体験の流れ、カウンセリングの様子を伝えると安心感につながります。一方で、効果を言い切る表現には薬機法や景品表示法の制約があり、医療と誤解される表現も避ける必要があります。

▶ 詳しくは「エステサロンのホームページ」の専門記事で解説しています。



AI検索の時代に、意識したいこと


AIは、Web上にある情報を手がかりに「どんなサロンか」をまとめて答えます。次のような情報がそろっていると、伝わりやすくなると考えられます。


  • サロン名・住所・営業時間・メニューを、ホームページとマップで同じ表記にそろえる

  • 得意なこと、どんなお客様に向いているかを文章で書く

  • よくある質問を、ページにまとめておく

  • 写真と口コミを、少しずつ積み重ねる


▶ 詳しくは「サロンのAI検索対策」、「Googleマップ集客」の専門記事で解説しています。



理美容ディーラーが、ホームページを運用するという選択肢


Lonfieeは、京都を拠点とする理美容ディーラーです。商材をお届けするだけでなく、取引先サロン様のホームページの制作と、公開後の運用もお手伝いしています。

ラーメンでいえば、商材は「味」を支えるもの。ホームページは「知ってもらう力」を支えるもの。その両方に寄り添えるのが、ディーラーならではだと思うんです。

Lonfiee自身のホームページも、「京都 理美容ディーラー」「京都 美容室開業支援」などの検索で、GoogleのAIによる概要に紹介されています(2026年11月1日時点)。


  • 料金:初期費用49,800円+月額24,800円(税別)

  • 含まれるもの:ホームページ、独自ドメイン、SEO・AIO・Googleマップ対策、予約システム、公開後の調整

  • 最低契約期間は6ヶ月。その後は、続ける・買い取る・閉じるの3つから選べます

  • 条件:Lonfieeとの商材のお取引(カラー剤1品から)。今のディーラーとのお取引はそのままで大丈夫です

  • 対応エリア:全国(ご相談はLINE・オンラインで)

  • 制作期間:ヒアリングから約1か月で公開。開業前からご契約いただけます

  • 対象:理容室・美容室・BARBER・ネイルサロン・エステサロン




よくある質問


Q. 予約サイトに掲載していても、ホームページは必要ですか?

A. 役割が違うので、両方あると心強いですよね。予約サイトは近くのサロンと比べられる場所、ホームページは選ばれる理由を伝える場所です。Googleマップや検索、AIがサロンの情報を読み取る手がかりにもなります。


Q. Instagramがあれば、ホームページの代わりになりますか?

A. Instagramは、知ってもらうのに向いた道具です。一方で投稿は流れていくので、メニュー・料金・アクセスなど、来店前に確かめたい情報をまとめておく場所としては、ホームページが向いています。両方をつなげて使うのがおすすめです。


Q. ホームページは、いつ作り始めるのがいいですか?

A. 開業前の方は、オープン日から逆算して早めの準備がおすすめです。看板メニューと料金、写真、サロンのこだわりを言葉にしたものがそろうと進めやすくなります。Lonfieeの場合はヒアリングからおよそ1か月で公開できるので、それより前にご相談いただけると安心です。営業中の方は、いまの情報が最新かどうかの確認から始めるといいですよね。


Q. 自宅サロンでも、ホームページやGoogleマップは使えますか?

A. ホームページは、自宅サロンでも十分に活用できます。Googleマップは、来店型のサロンでは住所の表示が基本になるため、どこまで公開するかを事前に考えておくと安心です。


Q. 自分で作ったホームページでも、見直してもらえますか?

A. いまのホームページを活かす方法もあります。Lonfieeでは、既存のホームページ向けに「AI・Google検索 最適化プラン」(初期費用49,800円+月額9,800円・税別)もご用意しています。



まとめ|技術の良さを、知ってもらう仕組みを


技術は、もう十分にお持ちのはず。あとは、その良さを知ってもらう仕組みを持てるかどうか。自分のサロンのことを、検索やAIにもきちんと伝えられる状態にしておくって、いいですよね。

「何から始めたらいいか分からない」という段階でも大丈夫です。まずは、いまの状況を聞かせてください。



あわせて読みたい




参考





この記事を書いた人

長野 花梨(株式会社Lonfiee 代表)

MicoStella(ミコステラ)公式インストラクター/momotone(モモトーン)公式インストラクター

京都を拠点に、商材・美容機器のご提案から、開業支援、ホームページの制作と運用まで、サロン様に伴走しています。


株式会社Lonfiee(ロンフィー)

理美容ディーラー

所在地:〒602-8261 京都府京都市上京区多門町434-704

対応エリア:全国(オンライン相談可)

お問い合わせ:mail@lonfiee.com/公式LINE

 
 
 

最新記事

すべて表示
001 Salon Growth Lab(サロン成長研究所)へようこそ

「もっとお客様に喜んでいただきたい。」 「もっとサロンの価値を高めたい。」 「もっと長く愛されるサロンをつくりたい。」 そんなことを考えたことはありませんか。 きっと、このページを開いてくださったあなたは、一度くらい考えたことがあるのではないでしょうか。 美容師という仕事は、不思議な仕事です。 技術職でありながら、接客業でもある。 接客業でありながら、経営でもある。 そして何より、人の人生に少しだ

 
 
 

コメント


bottom of page